上流工程(要件定義)で重要なポイントを解説します。
受託開発の難しさはコミュニケーション力につきます。
発注をいただく前に、Zoomでの打ち合わせが多いのですが、
ざっくり現状を要望をお聞きしながら、
システムの要件を拾ってゆきます。
が、VBA受託開発ではお客様が使用中のExcelブックに、
機能ボタンを実装するケースが少なくありません。
そんなケースでは、
「入力の対象シートはどれとどれ?」
これが正しく把握できなければ、後の手戻りやトラブルになりかねません。
納品後の不具合連絡においても、同様です。
お客様は業務のレベルで状況を伝えてきますが、
「シート番号」や「ボタン番号」、ユーザーフォーム番号、
で呼び合う習慣がないと、勘違いによる手戻りはお互いのためになりません。
Excel開発では、「シート名称」をそのままプログラム記述することは、
可読性の低下のみならず、メンテナンス性の低下を招きます。
フリーランス起業したい方、製品レベルで不具合対応を瞬殺したい方は、
是非、覚えていただきたい設計の留意点です。
「ひとりエクセルVBAプロジェクト」に取り組む方
独学でExcelVBAを習得し、業務効率化に取り組むものの、
分からないことがあっても誰にも聞けない、独学の限界に直面して困っている方。
また、VBAスキルアップを図り、フリーランスや独立起業できるチカラを身につけたい方