【VBA入門】ゴミとなった不要な「名前の定義」を一括削除しスッキリ

◆大量な残骸はExcelブックSizeや不安定さに影響するので注意
実は、Excelブックには、あってはならない「残骸」と無い方がより良い残骸があります。問題はその影響なのですが、マクロ開発において、プログラム処理や実行速度に影響を与えるケースも多いので、「健康状態チェック」は欠かせません。


Excelブックを仕事で使っていると気づかぬうちにいろんな残骸が増えてきます。

みなさん、こんにちは。セルネッツ竹本です。

今回は、「名前の定義を一括削除」をテーマに、解説をしたいと思います。

◆大量な残骸はExcelブックSizeや不安定さに影響するので注意

実は、Excelブックには、あってはならない「残骸」と無い方がより良い残骸があります。

問題はその影響なのですが、マクロ開発において、プログラム処理や実行速度に影響を与えるケースも多いので、「健康状態チェック」は欠かせません。

今回は、かなりの頻度で増えやすい「名前の定義の一括削除」Moduleを紹介します。

◆このModuleで一括削除できます。


念のため、ひとつづつ名前を確認しながら削除するほうが望ましいです。

(Debug.Print S_名前定義.Name で一つづつ名前を調べることができます。)

が、膨大な個数がある場合は、それも現実的ではないので、名称チェックなどができると良いですね

それがない場合は、仕方ありません。

Dim S_名前定義 As Name 

‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 

Sub M_名前定義を削除() 

‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 

On Error Resume Next 

    ‘★名前定義を全削除(名前を関数その他に有効活用している場合はここは削除) 

    For Each S_名前定義 In ActiveWorkbook.Names 

        S_名前定義.Delete 

    Next 

End Sub 

「名前の定義」だけでなく、いろんな種類の残がいが考えられるので、ときおりチェックすることをおすすめいたします。

今回のテーマは、「名前の定義を一括削除」について、解説を行いました。

本記事が、Excel実務の効率化において、ご参考お役立てになれば幸いです。


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