【VBA入門】yymmdd_hhmmssという名前のフォルダを作成後、フォルダを自動Openする方法

VBA処理でフォルダやファイルを出力するとき、日付や時刻を保存名称にすると管理がしやすいため、「yymmdd_hhmmss」形式で命名するケースがとても多いです。

VBA処理でフォルダやファイルを出力するとき、日付や時刻を保存名称にすると管理がしやすいため、「yymmdd_hhmmss」形式で命名するケースがとても多いです。

みなさん、こんにちは。セルネッツ竹本です。

今回は、「フォルダやファイル名の出力名」をテーマに、解説をしたいと思います。

◆システム出力するフォルダ名称に意味をもたせる定番の命名ルール

システム仕様によっては、指定された階層フォルダに、大量のExcelブックを順次出力したり、フォルダ内にさらにサブ階層フォルダを作りファイル出力することもあります。

このとき、出力するフォルダ名やファイル名から、特定の情報が一瞬で読み解ける工夫があると、検証性という面でも、運用面でも利便性が高まります。

良くつかう定番の命名は、いつ作成されたコンテンツなのかが時系列で把握できるよう「年月日+時刻」を付与するケースが一般的です。

もちろんコード設計という考え方がありますので、原則、「桁数の統一」が前提となります。

◆yyyymmdd_hhmmssをDate+Timeで生成する

‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Sub M_日付と時刻変換(P_Get日付, P_Get時刻)
‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

Dim S_yymmdd As String
Dim S_hhmmss As String

S_yymmdd = Format(Date, "yymmdd")
S_hhmmss = Format(Time, "hhmmss")

Debug.Print S_yymmdd
Debug.Print S_hhmmss
Debug.Print S_yymmdd & “_” & S_hhmmss

End Sub

結果は上から順に以下のように得られました。

240624
111258
240624_111258

あとは必要に応じて、運用しやすい名前を決めれば良いと思います。

【Point】

特定フォルダ内に新規フォルダを作成する仕様であれば、プログラム処理が完了時に、当該フォルダを開いた状態で完了メッセージを表示すると、毎回、フォルダを開く手間が省けるので、利便性が向上します。

以下の1文記述で、P_指定フォルダ がOpenします。

‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Sub M_フォルダを開く(P_指定フォルダ)
‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

CreateObject("Shell.Application").Open P_指定フォルダ & "\"

End sub


今回のテーマは、「フォルダやファイル名の出力名」について、解説を行いました。

本記事が、Excel実務の効率化において、ご参考お役立てになれば幸いです。


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