Excel実務では、営業、経理、総務部門など、売上や支払いなど、締め日などの日付の取得や変換などが多いもの。
みなさん、こんにちは。セルネッツ竹本です。
今回は、「月末の求め方」をテーマに、解説をしたいと思います。
◆考え方(アルゴリズム)がわかれば簡単!
任意の日付が与えられたとき、当該月の月末は、何年何月何日か。
取得したいのは、それだけです。
考え方のポイントは、「翌月1日」を最初に求めることです。
それが分かれば、「その前日」が、求めたい月末です。
うるう年も、大の月、小の月、問題なく取得できるはずです。
なーんだ、やっぱり。という方も多いと思います。
比較的、よく登場する処理は、専用のModuleを用意しておくと流用がきき、効率があがります。
◆こんなモジュールでOKです。
Public P_Before日付 As String
Public P_戻り値 As String
‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Sub M_日付変換月末の取得(P_Before日付, P戻り値)
‘※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
'// 翌月1日を取得
P_戻り値 = DateSerial(Year(P_Before日付), Month(P_Before日付) + 1, 1)
'// 翌月1日の前日を取得
P_戻り値 = DateSerial(Year(P_Before日付), Month(P_Before日付) + 1, 0)
Debug.Print P_戻り値
End Sub
実は、日付の操作は、とても頻度の高い文字列操作のひとつでもあります。
締め日、支払日を求めたり、生年月日が日数を求めたり、いろいろあります。
今回のテーマは、「月末の求め方」について、解説を行いました。
本記事が、Excel実務の効率化において、ご参考お役立てになれば幸いです。