「対象フォルダ選択をしてください」。
その度に、毎回、「My Documentに戻される設計」は、操作性(ユーザービリティ)という面で工夫が必要です。
みなさん、こんにちは。セルネッツ竹本です。
今回は、フォルダやファイル選択の「操作性」をテーマに、解説をしたいと思います。
◆フォルダやファイル格納Pathは「カレントディレクトリ」が基本
カレントディレクトリとは、現在のパスのことです。
例えば、以下のようなフォルダ階層管理で開発を行っている場合、
デスクトップ\開発用フォルダ\A社様\売上集計ツール\受注データ06月分 ←ここにデータ
自身PATHが必ずしも、ローカル環境下とは限りません。
オンラインストレージである、DropBox、OneDrive、GoogleDrive、などにデータが格納されているケースでは、注意も必要です。
上記のようなケースでは、毎回マイドキュメントから階層をたどってゆく作業は、手間がかかります。
頻度の高いテストであれば、開発生産性に影響を及ぼすため、フォルダ指定やファイル指定の既定値PATHは、「今、自身がいる場所」が望ましいと考えます。
これは典型的な「初心者あるある」なのですが、操作性を考慮した設計を心がけていきましょう。
今回のテーマは、「フォルダ選択の既定値フォルダ」について、解説を行いました。
本記事が、Excel実務の効率化において、ご参考お役立てになれば幸いです。