ご存知の方も多いと思いますが、Excelでは標準機能でバーコード出力を行う事ができます。
バーコード活用には様々な用途がありますが、弊社の導入事例では、【出荷業務】における梱包~出荷漏れ点検で活用いただいています。
梱包段ボールには、Excelシステムから出力した梱包ラベルが貼付されます。
商品を小口単位で箱詰め後、ラベル印字し、別途、
(A)[当日出荷すべき一覧リスト] と (B)[Excelシステム]
の自動照合により梱包漏れがあればエラー警告、過不足なしなら自動消し込みにより出荷状況を一覧管理する事で、出荷業務のミスを防止し、効率化を図ります。
バーコードには幾つかの種類がありますが、物流商品の場合は、数字、アルファベットなどが使える「CODE39」で十分です。
Excelでは、バーコードをはじめ、QRコードも簡単に出力できるので、有効活用を検討してはいかがですか。
もちろん、出力だけではなく、【バーコードリーダー】によるデータスキャンにも対応していますので、出荷業務をはじめ、商品管理などで効率化を図りたい場合は、低料金で開発可能な「Excelシステム」を検討してはいかがでしょうか。
例えば、「バーコードScanと同時に、メール自動送信」、といった活用も可能ですし、同時に必要なファイルへのデータ書き込みだって可能ですから、大がかりな仕組みなど実は必要ないのです。
業務の流れを分析することで、どの作業とどの作業がどう関連しているのかが見えてくると、効率化対象の範囲を定められるので、ピンポイントでのツール開発が可能になり、結果として、開発コストは低減されるので、手軽にサンプル開発ができるVBAは、やはり優位性が高い言語だと思います。
システム導入のポイントは【どう活用するか】といった運用方針/運用方法も重要な要件ですので、システム活用でお悩みの際は、是非、ご相談ください。