システム開発料金は、同一条件でアイミツしているのに、その差がとても大きいことに驚かされることもあるかと思います。
そこには幾つかの要因がありますが、業務効率化という問題を解決するなら「課題の明確化」が第一歩です。
システム開発料金は、同一条件でアイミツしているのに、その差がとても大きいことに驚かされることもあるかと思います。
そこには幾つかの要因がありますが、業務効率化という問題を解決するなら「課題の明確化」が第一歩です。
「要求ランクを定める大事な質問」
次の5つについて○×でお答えください。
(1) WEBベースじゃないと駄目
(2) MACでも、スマホ(iOS/Android)でも使いたい
(3) 最大100人以上が同時に使うかも
(4) データ件数も50万件は超えるかな
(5) 堅固なデータベースが必須
(1)(2)(3)が○と答えた方・・・Excel専門の弊社ではお力になれません。
(4)(5)が○と答えた方・・・仕組み構築と運用見直しにより、 対応できる確率60%。
いずれも該当しない場合、その課題、低料金で解決できます!
その選択。身の丈ですか?
何を捨て何を得るか。
課題と改善イメージが明確であれば、解決策もおのずと絞り込まれてゆきます。高額投資「もったいない導入」を避けたいなら、そんな視点でシステム選定することが、コスト低減の第一歩。
システムは使い倒してこそ
システム導入後、通常は遅くとも半年以内でその効果は現れるもの。
「成果がピンとこない? 」
「実感がわかない? 」
「元とれてない?」
この時点で成果を得られないケースでは、導入方針、設計方針、運用方針に誤りがあったのかもしれません。
課題の明確化、ゴール設定は大切になるのです。
どんな課題をどう解決したいのか。 また、その課題はどんな背景がもたらしたものなのか。解決しないとどうなるのか。それは本当に最優先課題なのか。
システム導入ありき、ではなく、運用見直しで解決できる課題も少なくありません。
そして、「システム導入」そのものが、自動的に課題を解決するものではありません。
セルネッツの使命は、「業務効率化の支援」。ソフトウェア開発や販売が主たる目的ではありません。
システム導入という手法でも得られる成果が少ないものだと判断すれば、運用方針の見直しを提案させていただくか、ソフトウェア開発を行なうことはありません。
業務改善プロジェクトの基本は、まさに泥臭い課題発生の背景から本質をさぐることだと私たちは考えます。
業務効率化に高額投資は不要です
「どんな優れた製品も、広くユーザーの手に届く料金で提供できなければ意味がない」
との考えから、弊社では、プログラム開発言語を「ExcelVBA」に専門特化。
業務システムを開発するにあたっては、もちろん他のプログラム言語でも良いのですが、低料金でのサービス提供を実現する為には、最も手軽に業務システムを開発できる言語だと私たちは考えています。
Excelは単なる表計算ツールに過ぎません。
ですが、企業内のPC業務効率化の手法において、この単なるツールを使い倒すことで、得られるメリットは計り知れません。
また、高額な予算投資を行ったところで、本質的な”仕組み”の業務改善ができなければ、真の業務効率化は図れません。
受託システム開発などの料金積算については、”家づくり”の見積り積算に似ています。
「松・竹・梅」のように決まったテーブルこそありませんが、各機能・実装要件を家の間取に例えれば、必要なものを必要に応じて調達・設計・開発してゆく為、かゆいところに手が届くシステム構築は可能ですが、発生コストも比例してくる為、本当に必要なモノは何か、優先順位は?など吟味することがコスト低減化のポイントです。
「受託システム開発」に定価は存在しません。
特性上、問題や課題をヒアリングし、その解決策や仕組みを企画設計し、開発を行ってゆくため、まさに、オーダーメイド開発と言われる所以です。
本ページでは、システム開発において発生する工程をはじめ、「見積り積算の考え方」について、ご紹介して参ります。
開発料金について
pricelist_20210220.pdf | 運輸業・物流業、広告代理店、小売業、コンサル業、専門商社、人材派遣業、不動産、税理士・会計事務、施工・建設業、メーカー、教育機関、学習塾・英会話教室、官公庁・行政サービス、ホテル・旅館、翻訳・通訳業、マーケティング調査、幼稚園・保育園、旅行代理店など、約200件以上のシステム納入実績について、その参考価格を一挙ご紹介! |
(1) システム納入実績に基づく、[上限100万円] までの参考料金です。 (2)「ExcelVBA」、「ExcelVBA+Access」、「AccessVBA」いずれかで開発しております。 (3) 条件付き書式>データバー(塗りつぶしグラデーション)を適用 (4)【料金の確定要素】 (1)難易度 (2)専門性 (3)入力点数など (5)【工数低減ポイント】 要件を整理・具現化により導入コストは低減可能です。 |
お問い合わせの多くは、以下に分類されます
はじめての「業務システム開発」について、開発会社の選定・システム導入を行うにあたり、社内担当者となった際、「分からないことだらけ」というのが正直なところかと思います。
「システム開発」、「業務改善」に関する、弊社へのお問い合わせの多くは、「外部にシステム開発を依頼するのは初めて」といったお客様が大半ですので、ご安心ください。
お電話でのお問い合わせ内容は、ほぼ以下のいずれかに分類されます。
もし依頼するとしたら・・・。
(1)「こんな事って出来ますか?」
(2)「ざっくり、お幾らくらいですか?」
(3)「納期はどのくらいですか?」
(4)「納入後の修正もお願い出来ますか?」
(5)「発注までの流れは?」
この5つに集約されるといっても過言ではありません。
本ページでは、「料金の見積もり算出方法」をはじめ、弊社の見積もり料金の考え方について、ご紹介したいと思います。まずは、上記のお問い合わせについて、それぞれご説明させて頂きます。
(1)「こんな事って出来ますか?」
まず、現在直面している課題について、お電話でご説明いただきます。
既に、社内には基幹系システムが導入されている事が多く、ご相談いただく内容は、次のようなケースが大半です。
今までは、手作業だったが・・・。
●データ量が増えてきた為
●ミスが出始めた為
●二度手間が多くなっている為
●作業手順が多く複雑で引き継ぎ困難な為
●Excelファイルが重く開けない為
いずれのケースでも、共通しているご要望としては、「既存の業務を効率化したい」という事につきます。
ただ、部門の中の一業務に過ぎないため、高額予算は確保できそうもない。なので、「マスター登録」など、出来ることは社内対応するので、できる限り、大がかりなシステム構築とはせずに、現在使用しているExcelファイルや各種データを出来るだけ流用し、低料金ツールで解決できないか?
といったご相談ご依頼がほとんどです。
(2)「ざっくり、お幾らくらいですか?」
単刀直入に、おおまかな料金が知りたいのは当然のこと。
10万円程度なのか、50万円に届きそうか。はたまた、100万円近いのか???
受託システム開発は、完全オーダーメイドのため、市販パッケージソフトと異なり、お客様の課題を分析し、意図をくみ取り、解決策をシステム要件へと落とし込みながら、開発作業を進行してゆくため、これらの総作業時間がこそが、開発料金ということになります。
詳細お見積もりご提示は、Sampleデータを拝見したり、ファイルの種類数や、点数、フォーマット様式など誤りなく精査点検が必要ですが、実際に、予算が確保できるかどうかは未決、という事も少なくありません。
セルネッツでは、お電話でも、メールでも、ざっくり概算料金を、お客様には、ほぼ即答レベルで回答しております。
もちろん見積り精度は、提供いただける情報量に比例しますので、次のようなパターンでご提示しております。
(その1:×)概算 40万円 精度-50%~+50%
(その2:△)概算 40万円 精度-30%~+30%
(その3:○)概算 40万円 精度-20%~+20%
さらに厳密には、「スマホ対応の要・否」、「排他制御の要否」、「ご支給いただけるアイテム」、「Excelフォーマット様式は固定?可変?」、「請け負う作業範囲」、「操作ドキュメント要・否」、「有償サポート要・否」など、前提条件により大幅に異なりますので、あまりに情報が少ない場合は、見積りとはほど遠い「参考イメージ」といった精度となってしまうかもしれません・・・。この為、出来るだけ、多くの情報をお聞かせ頂けると助かります。
「まずは概算金額を知りたい。」急ぎの場合は!?
お急ぎの場合は、お電話(03-5941-9130)で概要をお聞かせいただければ、概算で回答させて頂きます。
「来期の予算採りの為、ざっくりした金額を知りたい」といったお電話でもかまいません。
お聞きしたい事
01.現状と課題について(※対象業務など)
02.ご要望
03.ご利用場所
04.ご利用人数
05.導入後のイメージ
上記の場合は、【お問い合わせフォーム】より、ご依頼ください。下限~上限レベルでの料金提示とはなりますが、「原則・即日回答」としておりますので、是非、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
※このお見積もりの考え方について、後述させて頂きます。
(3)「納期はどのくらいですか?」
こちらについても、ご提示する為の算出方法は、上記と変わりませんので、提供いただく情報量と前提条件により、大幅なブレが生じて参ります。
前述の記載に従えば、次のようなご提示になります。
(その1:×)概算 40万円 3週間~2ヶ月
(その2:△)概算 40万円 2週間~1.5ヶ月
(その3:○)概算 40万円 約1ヶ月
[納期] と [料金] の精度は要件次第!
システム開発は、単純明快な簡易ツール開発でも同様、作業範囲が明確でない限り、おおざっぱ、且つ、根拠の乏しい見積りご提示となる場合がありますので、ご了解ください。
(4)「納入後の修正もお願い出来ますか?」
こちらはシステムが完成し、納品した後のサポートについてのご質問です。もちろんサポートさせて頂きます。
弊社は、製品の納入月末から、原則1年間の動作保証を行っておりますので、ご安心ください。
瑕疵担保責任の適用期間は12ヶ月間です。通常、製品の納入時点で、ほぼ発生し得るパターン・テストは網羅しておりますので、想定し得ないパターンのデータ到来などが障害発生の要因となる場合がございますが、弊社の設計は、原因究明が行いやすい仕組みを構築適用いたしますので、データ依存、環境依存、プログラム不具合などの切り分けも短時間で行えます。
「システム開発に、仕様追加・仕様修正はつきもの」
との考え方がベースなので、必要になった時点でご相談いただければ幸いです。
(5)「発注までの流れは?」
NO | [発注から納品までの流れについて]詳細はこちら |
(01) | お問い合わせ・ご相談・ご質問にお答えいたします |
(02) | ご訪問(又はWeb会議) ~ ご要望ヒアリング遠方・遠方の場合は、Webモニター共有で確認お打合わせも可お客様<>弊社のパソコン画面をお互いに共有しながら、Webミーティングにより、安心してお打合せが可能です。[Web会議用] ZOOM弊社がお伝えする10桁のIDを入力後、すぐにモニター共有ができるので、同じ画面を見ながら打ち合わせが可能です。 |
(03) | お見積りご提示 |
(04) | 正式ご発注 |
(05) | データ送付・開発着手 【システム叩き台の送付】早い場合は翌日リリース。遅くても、5日以内には、システム構成を叩き台としてお送りいたします。これがExcelツール開発の強みです。 理由は単純明快で、お打ち合わせ中に叩き台イメージは既に完成しており、過去のサンプルを部分修正することで、作成提示できるためです。 そして、Excelツールは、単なるExcelファイルなので、(1)インストールやライセンス認証 (2)システムセットアップなど、不要です。 Excelツール叩き台をメールで送れば、すぐにお試し頂けるのが、他の言語との大きな違いです。この段階で、ツールの構成イメージと、仕組みをご説明させて頂きます。 |
(06) | ラフSampleご提示 ※弊社→お客様 |
(07) | プログラム開発 |
(08) | 納品・検収・ご請求・お支払い |
Excelシステム開発料金「ガイドライン」
高額になりがちな「業務システム受託開発」には理由がありますが、Excelを中心とする事務作業の効率化においては、コスト低減が可能な側面だって多分にあるのです。
まず、Excel関連のご依頼の多くが、比較的簡易であり、以下のような案件となります。
(1)データ抽出
(2)データ検索
(3)データ転記
(4)データ変換
(5)集計レポート作成
(6)データ投入(UserForm)入力支援フォーム
(7)連鎖データ更新
(8)周辺機器制御
など、ExcelからのバーコードやQRコード出力、磁気カードScan、外部プリンタ制御など、周辺機器制御など、ご要望が多岐に渡ったとしても、これと言って難しい仕様はまずありません。
何故なら、一般的な日常のExcel業務では、業務の流れや順番がどんなに複雑であっても、
アルゴリズム理論上、やっていることは単純データ処理に過ぎないため、「特殊演算」や「難解仕様」そのものが生じにくく、結論を述べれば、「四則演算」のみでシステムは完成・完結できる為です。
弊社は、お客様の業務を深く理解することで、時に、運用の見直しをご提案させて頂く場合があります。
つまりご依頼の多くは、データ集計をはじめ、データ変換(*.txt→ツール→*.csv)であったり、実は、定型業務の複数集合体、といったケースがほとんどを占めています。
この為、「必要なことが実現できる」という視点で考えたとき、ExcelVBAシステム開発でも、大半のご要望にお応えできるのです。
また、初期の導入コストだけではなく、通常どんなシステムでも、数年レベルで使用することは想定範囲内ですから、当然のことながら、仕様変更や追加、或いは、利用者が増えた際の追加ライセンス料など、運用期間における発生コストを意識することは、導入ご担当者/責任者にとって、必要不可欠な役割りだと言えるでしょう。
ExcelVBAによるシステム開発が他の言語と比べ、安価で開発できる理由ですが、最大の理由は、特別な開発環境を必要としない、という点と、Excelブック内のデータ操作は、Excel標準機能を併用することで開発できるため、不要なコーディングを行うことなく、その分、シンプルなソフトウェアとして提供できるのです。
また、Excelベースの業務は「大規模システム」になりにくい・・・という側面から、Excel業務をExcelVBAで開発することは、まさに理にかなった手法の一つと言えるのです。
では、気になる開発料金ですが、以下のガイドラインをご覧ください。
「システム開発料金」の作業ガイドラインって?
10~20万円 | 20~30万円 | 30~40万円 | |
画面フォーム | 1画面 | 2画面 | 3画面 |
MENU画面 | 有り | 有り | 有り |
入力項目 | 5項目 | 20項目 | 30項目 |
入力チェック | 5項目 | 20項目 | 30項目 |
帳票レポート | 1パターン | 2パターン | 3パターン |
入力ファイル | 2ファイル | 3ファイル | 4ファイル |
外部データ連携 | – | 1ファイル | 2ファイル |
開発期間 | 7日~10日 | 10日~20日 | 20日~30日 |
修正回数 | 3回 | 5回 | 7回 |
※ | 上記は、おおよその実装機能を元にした料金のガイドラインとなります。 |
※ | [追加ライセンス料] は不要です。利用人数に制限はありません。 |
※ | プログラム・ソース完全公開ですので、VBAコーディング学習用としても是非。 |
※ | VBA有用性を啓蒙のため著作権放棄しており、お客様に帰属としております。 |
※ | [プログラム修正&再配布]についても、制限はありません。 |
但し、弊社以外の第三者によるシステム改版・改良につきましては、サポート対象外とさせて頂きます。
【追加見積もりのガイドライン】
基本設計から作業が必要か、又は、仕様詳細まで確定しているか、により想定工数を算出いたします。システム規模の大小は、特に、以下の要素で決定致します。
(1) | 入力・出力ファイルの点数(種類数)→データ件数ではありません |
(2) | ブック内のシート枚数 |
(3) | シート内の項目数 |
(4) | シート内の数式の種類数 |
(5) | システムが取り扱う項目数 |
上記により[点検]、[精査]、[検証]、など[管理すべきフィールド数]が決まり、これらの情報をベースとし、想定工数の算出を行います。
【帳票レポートについて】
帳票の種類数やフィールド数にもよりますが、
1帳票なら・・・5.0万円/1本あたり
2帳票なら・・・4.5万円/1本あたり
3帳票なら・・・4.0万円/1本あたり
なお、記載の金額は料金テーブルではございませんので、ご了承ください。
システム改修について
弊社にて開発・納品した製品については、責任を持ってサポートいたしますが、納品後のサポートについては、原則、弊社にて、動作テストを終えた「最終納品バージョン」が対象となりますので、ご留意ください。
平均の料金は、だいたい幾らくらい?
そんなご質問も多くいただきますので、ご回答させていただきます。
いろんなご要望があり、開発規模に応じて様々ですが、概ね以下のようなイメージです。
区分 | 規模感 | 概算レンジ料金 | 納期イメージ |
【レベル1】 | 極めて小規模 | 5万円~10万円 | 1週間前後 |
【レベル2】 | ご依頼数最多 | 18万円~50万円 | 3週間~1ヶ月程度 |
【レベル3】 | やや大きめ | 50万円~100万円 | 1.5ヶ月~3ヶ月以内 |
【レベル4】 | 大きめ | 120万円~300万円 | 3ヶ月~4ヶ月 |
【レベル5】 | 最大規模 | 300~600万円 | 3ヶ月~半年程度 |
(補足)お見積もり料金は、純粋な開発工数だけではなく、様々な要素を加味し算出させて頂いております。
「コストに対する考え方」
設計、開発を行うにあたり、どのように見積もり料金を算出するのか、という流れですが、原則、工数計算がベースとなります。
考え方は単純で、以下の工程における、延べの総作業・想定時間を算出し、時間単価を乗じて算出します。
システム開発の工程について
まず、システム開発には、ざっくり大きく2つに分けられます。
内訳 | 工程 | 時給換算 |
上流 | 現状分析→要望ヒアリング→要求定義→要件定義→基本設計→概要設計→ファイル設計→コード設計→画面設計→帳票設計→機能詳細設計→テスト設計(総パターン洗い出し) | 7,000円~9,000円 |
下流 | プログラム開発→単体テスト→連結テスト→総合テスト→ユーザーテスト | 4,000円~6,000円 |
[ポイント]は、工程により時給が異なるということ。
上流工程は、システムの根幹である「拡張性」、「汎用性」、「発展性」、「メンテナンス性」を決定づける最も重要な工程となります。この為、技術経験が豊富なエンジニアに託されますこととなります。
一方、この設計が終わってしまえばプログラム開発は敷居がやや下がります。
技術、経験、問題解決力、責任が伴う上流工程は、必然的にベテランSE(SystemEngineer)が担当することとなり、下流工程は、新人プログラマでも出来る工程ですので、時給が異なります。
上流工程の失敗は、システムの明暗を分けるものとなり、銀行や生命保険会社などでの莫大な予算をかけるプロジェクトでは、数億円レベルになることは珍しくありません。
下流工程の小さな失敗はリカバリ修復できても、上流工程は方向性を決定づけるため、失敗が許されないということです。
責任問題もそれなりな規模になってくる為、「単にExcelに詳しい」といったスキルでは、太刀打ちできないため、特に「業務の理解」、「設計」は重要視されます。
システム開発における「設計」とは、課題解決の為の仕組みや思想、全体構造そのものを決定づける為、システムの品質を左右する最も重要な工程となります。
具体的な例を挙げると、この設計が甘いと、「改修依頼」や「不具合対応」の際、想像を上回る工数が発生しますので、お客様にとっても何らメリットはないため要注意です。
「開発基本料金」って何?
ご発注に至るまでの一連の総作業を回収するための費用です。
特に、新規案件につきましては、仕様確認の為の訪問お打合せをはじめ、データ精査点検、お見積もり積算、事務作業などが多く発生する為、[開発基本料金] として設定しております。
このため、本料金については、原則、新規案件ごとに発生するものとしておりますが、開発進行中における「さらなる新規案件のご相談など」については、進行中案件と並行してお打合せ可能な場合が多いため、 [開発基本料金] を頂戴しておりません。
つまり、正式発注を頂くまでの活動経費が開発基本料金と位置付けられます。
具体的には、以下のような経費です。
(1) | 通信費(電話代や切手代) |
(2) | 書類作成(見積書、守秘義務契約書、注文書、注文請書、請求書、領収証など) |
(3) | 印紙代 |
(4) | 訪問お打ち合わせの為の交通費 |
(5) | 情報の管理保管など |
これらの必要経費を、「案件管理手数料」や「開発基本料金」と総称し、「開発基本料金」の中で消化させていただきます。
受託メリットという概念
営業的視点
弊社では、お声がけをいただくものの全ての案件を、無条件でお請けすることは困難な場合もございます。
無理難題を望まれるケースでは、ご予算以前に、開発進行中のトラブルが想定されるため、早めの辞退ということもありますので、ご了承ください。
(1) | 納期のタイト過ぎる案件(※通常は特急料金で対応) |
(2) | 個人様からのご依頼案件 |
(3) | 現状問題点や方向性が整理できておらず、長期化必至と判断される案件 |
(4) | エンドユーザ様と直接打ち合わせが出来ない案件(伝言ゲームによるリスク) |
(5) | 常駐案件(作業範囲がせまく技術力向上が見込めない為) |
(6) | 業務効率化が目的ではなく、利益目的の案件(トレーディング/投資など) |
(7) | 特別な専門知識を必要とする案件(※専門スタッフ確保が困難) |
現状課題が不明瞭であったり、システム要件が定まっていない、ゴールが見えていない、といったケースでは、長期化必至のため受託は辞退しております。
打ち合わせ方法
打ち合わせ方法には、「訪問お打合せ」、「電話」、「Web会議」などがありますが、工数算出は、原則、時間単位での算出となる為、遠方へ出張訪問の場合と、近場での打ち合わせでは、発生コストが大きく変わって参ります。
とは言え、上流設計の段階では、基本的には対面での打ち合わせが望ましく、資料を机に並べて、一つ一つ説明をいただくケースも珍しくありません。これが、打ち合わせコストですので、訪問回数や移動時間については、換算加味されることになります。
その他
[受託リスク]をはじめ、[お取引条件]、[お打ち合わせ回数]、[お打ち合わせ方法]、[専門知識の要否]、[検収方法]、[検収期間]、[納品条件]、[サポート範囲]なども勘案した内容で、お見積もり書を作成致します。
開発体制・サポート体制
請負体制・サポート体制
東京を中心に、名古屋/大阪エリアを合わせ、開発エンジニア約10名でのサポート体制です。
営業日・営業時間外での対応については、ご相談により別途「保守サポート契約」での範囲で対応とさせて頂きます。契約未締結の場合は、原則、営業時間内でのみ対応とさせていただきます。
開発担当者が地方出張
そんなケースに備え、開発担当者が出張中のトラブル対応は、社内スタッフを調整し対応にあたります。
また、最悪の場合でも、お電話やご連絡は迅速に連絡をとれるようにしており、遠隔リモート操作など、事象再現による対応も可能ですので、ご安心ください。
「誰も対応にあたれない」ということは回避いたします。
開発事例等
(別紙、★CellNets実績まとめ_H30_09.pdf に記載)
システム開発方針
システム開発方針という面についても、触れておきたいと思います。
弊社の考え方の根底は、原則、「不要な高額投資は避ける提案」がベースです。例えば、ExcelやAccessだけで十分対応が可能と判断されるケースでは、弊社が、SQLやオラクルDB活用での提案を行うことはありません。
弊社は、システム規模を大きくすることで得られる大きな利益よりも、ご利用いただく実務ご担当者様からの困った現状を「満足度」に応えたいためです。
大切なことは、必要に応じてシステム拡張できる設計を行うことと考えており、基本的には、効率化のお手伝いにより、できるだけ低料金で、少額でも良いので、その代わり手離れもよく、それでいて、お客様から満足のお声をいただきたい、というExcel開発の経営理念に根ざしておりますので、お見積もり料金での価格競争力は高いと自負しております。
[上限40万円]輸出書類Invoice開発専門チーム発足
輸出書類の作成に特化した「INVOICE作成専門チーム」による低料金~開発支援サービスです。受託システム開発という分野では、なかなか提示しにくい料金[上限40万円]を設定しました。
ご相談数が際立って多いため、実現にいたりました。是非、ご利用ください。
[料金お値引き]について
「お見積もり書をいただいたものの予算オーバー・・・」そんなケースでは、品質面を落とさずに、以下のお取引条件に関する要素を考慮させて頂く場合もございますので、まずは、ご相談ください。
1.「決済条件の優遇」
2.「ご来社お打合せ」
3.「検収・検証・瑕疵担保期間の短縮」
4.「納期面の優遇」
5.「完全データご支給」
前払いチケット制度について
本サービスは、システム開発をご発注いただく際、予め想定されている「システム改修依頼」に備え、「作業時間=工数」を時間換算し、事前に買い取り契約いただくサービスです。
(ご利用例-1)
半年後には、基幹システムの出力フォーマットが変わる予定。
その際に、一から決裁フローを通す工数がコストとなるなら[24時間分]を買い取りたい。
(ご利用例-2)
導入後1年以内の改修プランはないが、有料保守を契約しない為、
万が一の保険として、[20時間分]を買い取りたい。
(ご利用例-3)
今のところ改修プランはないが、人事異動による担当替えが想定されるため、
万が一の保険として、[30時間分]を買い取りたい。
一般的に企業内における決裁の流れは承認制となるため、不具合発生の際に、
起案~稟議~承認フローを待っていられない場合や、システム改修などが想定されている場合は、たいへん有効です。
原則、年契約により期間満了時点にて、消化失効となります。
契約内容はご相談とさせていただきますので、詳しくは、お問い合わせください。
インシデント制~Excelエラー解決サービス~
セルネッツExcelリモート接続 サポート
本サービスでは、ご利用中のExcelアプリケーション、Excelマクロ、Excelシステムに関するあらゆるトラブルや「困った事」について、根本的な不具合の解決や、どうしても発生するエラーについては、その回避方法などを、原因究明により、適切な対策をアドバイスさせていただくサービスです。
遠方の場合でも、事象再現が可能な場合は、リモート接続によりトラブル解決にあたりますので、まずは、お電話にてご相談ください。