業務システム開発において、要件定義を進めるうちに、意外と実装要望をいただくことが多い機能に、指定した宛先に対して、
「メール送信を行いたい。」といったご要望が多いのですが、実現方法は至って簡単に行えます。
詳しいご紹介はここでは割愛いたしますが、MicrosoftOutLookなど特定のメーラーを介さず、送信を行うことが出来る、
CDO【Collaboration Data Objects (CDO) Library】
と[sendmail]活用により、Excelシート上のメールアドレスに対し、一括メール送信が可能です。
初心者がつまずきやすい「POP」、「SMTP」は、通常のメール設定と同じですので、スペルミスに注意すれば、すぐにでも送信テストが可能です。
弊社のお客様での環境で、受信側がPCではなく、スマホであり、アンドロイドは問題ないが、i-Phoneだと文字化けしてしまう事象がありました。
この事象は、以下のように、文字コードを”shift_jis”指定にて解決しましたので、同様のケースが生じている場合は、お試し頂くことで解決するかもしれません。
i-Phoneの文字化けが解消されたコーディング
objmail.BodyPart.Charset =”shift_jis”
objmail.BodyPart.Charset =”shift_jis”
また、一括メール送信の用途としては、複数の取引先様への請求書やPDF送付であったり、社内関係者への連絡など、様々なケースで活用いただいております。
ExcelVBAによるメール送信は実に簡単ですので、社内プログラマの方など、是非トライしてみてはいかがでしょうか。